✦RustDeskの代替 · ネイティブ & 設定いらず

まだ自前のリレーを運用していますか? ネイティブで設定いらずのRustDesk代替アプリ。

RustDeskは無料です。ただ、安定して使うにはVPSに自前のhbbs + hbbrリレーを立てるか、自分では管理できない共有の公開サーバーを信頼するかのどちらかが必要です。しかもFlutter-on-RustのUIは、どのプラットフォームでも本当の意味でネイティブには動作しません。Remioはその両方のトレードオフをなくしました。どこでも完全なネイティブアプリ、用意するものが何もないマネージドリレー、いつでも更新できる6桁のコードでのペアリング。アカウントも、サーバーも、設定ファイルも不要です。

✦乗り換える理由

RustDeskの代替を探す人が多い理由

RustDesk以外を探す理由は、価格であることはほとんどありません。RustDeskはすでに無料だからです。インストールしてから、高速でネイティブなセッションを得るまでの間に、どれだけのインフラ作業とUI面の妥協が挟まるか、という点が理由になっています。

01
セルフホストというトレードオフ

無料。でもサーバーは自己責任

RustDeskのリレー構成、つまりhbbs IDサーバーとhbbrリレーは自分で運用するもので、セルフホストすればインフラを完全にコントロールできます。

その代わり、「完全なコントロール」とは、VPSを用意し、ポートを開け、OSにパッチを当て続け、稼働状況を自分で監視することを意味します。もう一つの選択肢であるRustDeskの標準の公開リレーは無料ですが、レート制限があり、ベストエフォート型です。そのため、実務で頼ると、混雑時にフリーズや切断に遭います。

02
UIというトレードオフ

UIは1種類。どこでも完全なネイティブにはならない

RustDeskのクライアントは、Rustのコアの上でFlutterが動くもので、macOS、Windows、Linux、iOS、Androidのどれでも同じインターフェースです。Linuxクライアントを含め、すべてのプラットフォームが1つのコードベースです。その代償は使い心地に表れます。各OSのネイティブな描画経路やハードウェアデコード経路を直接使わないため、ハードウェアコーデックへの対応はプラットフォームごとに部分的でばらつきがあり、アプリはどこでも同じ見た目と動作になって、どのOSにもなじみません。

03
ペアリングの方式

9桁のIDとパスワード — 結局は自分で管理することになります

RustDeskでのペアリングは、9桁のデバイスIDと、自分で設定するパスワードを使います。動作しますし、中央のアカウントも不要です。しかし、モバイルで今や一般的な、PINと有効期限による流れとは世代の違うリモートアクセスのUXです。さらにリレーをセルフホストすると、キーとアクセスルールの管理という別の層が加わります。

04
遅延は環境しだい

速度は自分で決めるものになります

RustDeskの標準の公開リレーでは、一般的な遅延は、ハードウェアエンコードを使った直接経路よりもかなり大きくなります。自前のhbbsとhbbrをセルフホストすればその差は縮まりますが、それも、きちんと構築して自分でチューニングした場合に限ります。アプリを開いてすぐに快適なセッションを使いたいだけの人にとっては、自分のマシンに届くまでの間にインフラの判断があまりにも多く挟まります。

✦乗り換え先のチェックリスト

代替アプリを選ぶときに見るべきこと

RustDeskのようなセルフホスト型のクロスプラットフォームツールに特有のトレードオフを踏まえた6つのテストです。どれか1つでも満たさない候補は、最初のセッションで違和感に気づくはずです。

共通のUIではなく、ネイティブアプリであること
FlutterやWebビューのインターフェースを全プラットフォームに引き伸ばしたものではなく、各OSのハードウェアエンコーダー、デコーダー、入力処理を直接使う、プラットフォームごとのネイティブアプリを選びましょう。使い心地も遅延も、そこで決まります。
設定いらずのリレー
リレーは最初から存在するべきです。認証情報が自動でローテーションされるマネージドサービスであり、自分で用意してパッチを当てて監視するVPSでも、今日は混んでいないことを祈るしかない公開サーバーでもありません。
簡単なペアリング。控えておくIDは不要
いつでも更新できる短いコードは、9桁のデバイスIDと、どこかに安全に保管しておくべきパスワードの組み合わせより優れています。どちらも中央のアカウントは不要ですが、本当に使いやすいのは片方だけです。
エンドツーエンド暗号化が明確に示されていること
セッションキーはデバイス間で直接ネゴシエートされ、途中のリレーは暗号文を転送するだけである必要があります。自前サーバーの設定しだいで強度が変わるような主張ではなく、はっきり言い切られているものを選びましょう。
サーバー運用なしで全プラットフォームに対応
共有の公開リレーを信頼するか、自前で運用するかを先に決めなくても、対応するどのプラットフォームのマシンにも接続できるべきです。「つながるかどうか」が自分で持つインフラしだいなら、ツールがそのコストをこっそり利用者に転嫁していることになります。
無料でもよい。ただし利便性も大切
無料であることは良いことで、RustDeskはすでに無料です。本当に優れた乗り換え先と言えるのは、速くて信頼できるセッションを得るために、自分がシステム管理者にならなくてよいことです。
✦Remioのご紹介

どのプラットフォームでもネイティブ。ホスティング不要。

Remioは、iOS、iPadOS、macOS、Android、Windowsの完全なネイティブアプリでストリーミングします。どのアプリも、そのプラットフォームのハードウェアエンコーダーとデコーダーを直接使います。共通のクロスプラットフォームUIはなく、立てるべきリレーもありません。フォールバック経路はマネージドリレーが自動で担い、認証情報は自動でローテーションされます。

いつでも更新できる6桁のコードでペアリング。アカウントも、サーバーも、設定ファイルも不要です。

iPhoneでMacのデスクトップをストリーミングするRemio — ネイティブアプリ、サーバー不要、アカウント不要
✦事実の記録

費用(ゼロ)と、提供するもの

宣伝文句はなく、設計上の判断と、その裏づけとなる実測値だけをお示しします。

01
無料。用意するものなし

すべてのプラットフォームで無料 — VPS費用もかかりません

Remioはすべてのプラットフォームで無料で、コンピュータ1台ごとの計算もありません。セルフホストのRustDeskリレーと違い、VPSの費用も、開けるポートも、リレーを健全に保つための運用時間もかかりません。マネージドリレーは最初から含まれています。

02
アカウント不要 · PINでペアリング

6桁のコード — いつでも更新できます

Remioには、どちら側にもアカウントはありません。ホストが6桁のコードを表示するので、それをクライアントに入力します。ペアリングの記録はデバイス自体に保存されます。デバイス同士がキーを交換してお互いを記憶するため、次回以降の再接続は一瞬で、デバイスIDも保管すべきパスワードもありません。

03
エンドツーエンド暗号化

エンドツーエンド暗号化 — キーはデバイスの外に出ません

セッションはエンドツーエンドで暗号化され、キーはデバイス間で直接ネゴシエートされます。キーがエンドポイントから出ることはないため、厳格なNATを越えるためにマネージドリレーが必要になっても、リレーが転送するのは復号できない暗号文だけです。設計の全体はセキュリティホワイトペーパーに記載しています。

04
ネイティブ、ハードウェアアクセラレーション

ハードウェアH.265 — 共有ランタイムではなく、GPUで

Remioのクライアントはすべてネイティブで、各プラットフォームのハードウェア映像経路を直接使い、搭載されているハードウェアエンコーダーとデコーダーでハードウェアH.265のエンコード/デコードを行い、H.264にフォールバックします。映像と画面の間に、FlutterやRustコアのUI層が入ることはありません。

05
宣伝ではなく実測

LANで処理遅延約8 ms — 社内測定

同じネットワーク上で、キャプチャ、ハードウェアエンコード、LAN区間、ハードウェアデコードという処理パイプラインにかかる時間は、4Kで約8 msです。残りはディスプレイ自体の60 Hzリフレッシュ周期によるもので、入力は次のフレームが描画される前に反映されます。同じ地域内のインターネット越しでは、2桁台前半のミリ秒です。どちらの数値もRemio自身の測定値で、測定方法の全体とRustDesk自身の数値はRemio vs RustDeskの比較で公開しており、再現していただけます。

06
品質 & プラットフォーム

最大6K、120 FPS — どのプラットフォームでもネイティブ

ストリームは最大6K、120 FPSで動作し、専用の仮想ディスプレイによるディスプレイ切り替えにも完全に対応しています。どのアプリもネイティブです。ホストはmacOS 15以降、Windows 10(ビルド19041以降)または11(Homeエディションを含む)、Linux(X11とWayland)で動作します。クライアントはiOS/iPadOS 18以降、macOS 15以降、Android 12以降、Windows 10/11で動作し、Apple Vision Proでは現在iPadアプリが動作します。Remio Linuxクライアントはロードマップにありますが、まだ提供していません。

✦徹底比較

RustDeskとRemioを一目で比較

機能のチェックリストではなく、方式の違いを7項目にまとめました。

機能RemioRustDesk
費用無料 — マネージドリレー込みで、用意するものなしずっと無料(OSS)。安定したセルフホスト構成にはVPS(月額約$5〜$20)と運用の手間が加わります
アカウントの要否不要 — 6桁のコード、いつでも更新可能不要 — 9桁のRustDesk IDと、自分で設定するパスワード
リレー / セルフホストマネージドリレー、設定いらず、使い捨てキーhbbs + hbbrをセルフホスト可能 — 自分で運用すれば完全にコントロールできます
クライアントのUIプラットフォームごとに100%ネイティブRustコアのうえにFlutter — 全プラットフォームで共通の1つのUI
映像コーデック / ハードウェアハードウェアH.265、H.264にフォールバック標準はVP9。H.264/H.265はハードウェア対応が部分的
LANでの遅延処理遅延約8 ms(社内測定)セルフホストで約25 ms、公開リレーで約45 ms
対応プラットフォームmacOS、Windows、iOS/iPadOS、Android、visionOS(Linuxはホストのみ、X11とWayland)macOS、Windows、Linux、iOS、Android — Linuxクライアントも第一級の対応
✦ほかの比較

Remioとの比較を見る

皆さんが比較検討するほかのツールとRemioを、並べて詳しく比較しています。

Remio vs RustDesk · 詳細な比較
パフォーマンス、セキュリティ、アカウントの方式、プラットフォーム、料金にわたる24項目。Remio vs RustDeskをご覧ください。
Remio vs TeamViewer
TeamViewerにはアカウントが必要で、無料プランは自動の商用利用検出によって制限されます。Remioにアカウントは不要です。詳しくはTeamViewerの代替ガイドをご覧ください。
Remio vs AnyDesk
AnyDeskは単発のセッションではアカウントを強制せず、無料プランは個人の非商用利用に限られます。詳しくはAnyDeskの代替ガイドをご覧ください。
✦5分で乗り換え

5分で乗り換える方法

廃止するリレーも、書き出すアドレス帳も、先に解約するものもありません。試している間は、RemioをRustDeskと並行して動かせます。インストールは2つ、PINは1つで、サーバーは不要です。

01

ホストをインストール

接続したいマシン(macOS 15以降、Windows 10(ビルド19041以降)/11(Homeエディションを含む)、またはLinux(X11とWayland))に、ダウンロードページからホストを入手して起動し、画面キャプチャの権限を一度許可します。先にリレーを用意する必要はありません。

02

クライアントをインストール

iPhoneまたはiPad(iOS/iPadOS 18以降)、別のMac(macOS 15以降)、Androidのスマートフォンまたはタブレット(Android 12以降)、Windows 10/11のPC、またはiPadアプリ経由でApple Vision Pro。すべて同じダウンロードページから入手できます。

03

コードでペアリング

ホストに6桁のコードが表示されるので、クライアントに入力します。デバイス同士が直接キーを交換してお互いを記憶するため、再接続は一瞬で、再入力は不要で、アカウントも要りません。

04

自分のネットワークで比べる

今RustDeskを使っているのと同じLANでセッションを実行し、使い心地を自分で確かめてください。無人アクセスの設定を含む手順の全体は、はじめにガイドにあります。

05

ほかのデバイスも追加

接続元にしたいほかのデバイスすべてで、手順02と03を繰り返します。以降の再接続は一瞬です。

✦よくある質問

RustDeskからの乗り換えについてのよくある質問

RustDeskを置き換える前、または併用する前によくいただく5つの質問に、率直にお答えします。

RustDeskは本当に無料ですか?
はい。RustDeskのオープンソース版は無料です。ただし、無料でも手間がゼロとは限りません。標準の公開リレーはベストエフォート型でレート制限があるため、実際の運用ではVPSにhbbsとhbbrをセルフホストするケースが多く、その場合は継続的な費用とメンテナンスが発生します。Remioも無料で、マネージドリレーが含まれているため、どちらの場合も用意するものはありません。
Remioでは、自分で何かをセルフホストする必要がありますか?
いいえ。Remioのリレーはマネージドで、認証情報は自動でローテーションされます。用意するVPSも、開けるポートも、パッチを当てるリレーソフトウェアもありません。RustDeskのhbbsとhbbrが担う役割は、こちらで引き受けています。
RustDeskのUIは本当にネイティブではないのですか?
RustDeskのクライアントは、Rustのコアの上でFlutterが動くもので、macOS、Windows、Linux、iOS、Androidのどれでも同じUIです。Remioがまだ提供していないLinuxクライアントも含まれます。その代償として、プラットフォームごとのネイティブアプリのように各OSのネイティブな描画経路やハードウェアデコード経路を直接使わないため、ハードウェアコーデックへの対応は部分的で、OSに依存することになります。
どちらもアカウントは必要ですか?
どちらも、従来の意味でのアカウントは不要です。RustDeskは、9桁のデバイスIDと、自分で設定するパスワードでペアリングします。Remioは、いつでも更新できる6桁のコードでペアリングします。どちらも中央のログインは不要ですが、Remioの方式なら、覚えるものも書き留めるものもありません。
両方を併用できますか?
はい。RemioをインストールしてもRustDeskの環境には影響しません。ホストとクライアントをインストールし、PINでペアリングして、決める前に自分のネットワークで2つを並べて比べてみてください。
Remioのアプリアイコン

どこでもネイティブ。ホスティング不要。

接続したいマシンにホストを、手元のデバイスにクライアントをインストールして、6桁のコードを入力するだけ。用意するVPSも、パッチを当てるリレーも、どちら側のアカウントも要りません。あるのは、ネイティブアプリと、きちんとつながる接続だけです。